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大西オサム(清潔であたたかい民主県政をつくる会)

〒733-0024 広島市中区大手町4丁目2-27-403 電話082(245)2501 FAX082(245)2502

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今日の午前中は広島ホームテレビで取材でした。。

私たちがかかげる「県政の3つの転換」(⑴県民の願い届く県政へ転換。⑵国の悪政の防波堤となる県政へ転換。⑶核兵器廃絶・原発ノーの県政へ転換)などを中心に、広島県経済を持続的に発展させる方策、中山間地対策、TPPへの対応、医療・福祉問題、高速5号線問題や地震対策、鞆の浦への対応問題、などについて約1時間取材に応じました。

午後は東区生健会の集まりや新日本婦人の会の会合に参加させていただきました。

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あなたは「革新自治体」をご存知ですか?

 「広島県が何をしているのかよくわからない」「県政は遠いし関心がない」――最近、よく、こういう声が寄せられます。私はこれは広島県が「住民の福祉を守る」という自治体本来の仕事に背を向け、開発会社化、投資会社化し、県民のくらしに寄り添っていない実態が反映しているものだと感じています。

 みなさんはかつて日本に「革新自治体」が数多く存在し、地方自治の精神を発揮し、くらしと福祉を充実させたことをご存知でしょうか。広島県内の市町村でもかつてそういう自治体は存在しました。私は大阪府高槻市出身の47歳ですが、子どもの頃、「地方自治」を肌で感じたことがあるのです。1971年から2期8年続いた黒田了一大阪革新府政のとりくみです。

 以下、広島県労学協の「一粒の麦」に寄稿した文章を紹介します。

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福祉とくらしを守ることで「一歩も引かない」広島県政の実現へ

――2期8年、黒田革新大阪府政の記録づくめのとりくみから学んだこと 

私は11月10日投票の広島県知事選挙で労働組合、市民団体、政党では日本共産党が参加する「清潔であたたかい民主県政をつくる会」から立候補を予定しています。

広島県知事選挙で「革新統一候補」を擁立するのは藤田幸吉さん以来16年ぶりです。革新の大義のもと、困難を乗り越え、広島での歴史的な「革新統一」の選挙にチャレンジされた「会」構成団体のみなさんに、この場を借りて心から敬意を表します。

県知事選挙での主な政策については、「県政パンフ」(領価200円)をご覧ください。

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「誇り高き わが大阪の 街づくり 緑と文化に 華を咲かしめ 黒田了一」――大阪府高槻市で生まれ育った私が子どもの頃に見た、父がいつも愛用していた湯のみ茶碗に書かれてあった短歌です。黒田了一元大阪府知事(1911-2002)は1971年から2期8年間大阪府知事をつとめた憲法学者です。

恥ずかしい話ですが、私は小学校4年の時に父の転勤で香川県高松市に転居するまで、「抜けるような青い空」を見た記憶がありませんでした。大阪の空はいつも晴れているのか曇っているのかわからない、一面灰色のどんよりとした色でした。「ぼくらの街にも 青い空がほしい 白い雲の浮かぶ 真っ青な空が」という歌い出しではじまる『広場とぼくらと青空と』という曲がありますが、本当に青い空を見たことがなかったのです。

小学校ではよく「光化学スモッグ注意報」が発令されました。その日は運動場に出ないように校内放送が流れました。奇しくも私が初めてくっきりとした「入道雲」「青い空」を見たのは、家族で旅行に来た広島の空が初めてのことでした。

ところが小学校3年になったとたん、「光化学スモッグ注意報」がピタリと発令されなくなったのです。その理由は後に、黒田了一大阪革新府政が硫黄酸化物と窒素酸化物について、国の環境基準よりもきびしい総量規制を実施したからだとわかりました。それは私が地方自治を初めて実感した瞬間でもありました。

大阪革新府政誕生以前、大阪は戦後一貫した自民党府政のもとにありました。「公害日本一」「交通事故死日本一」「老人自殺者数日本一」「結核患者数日本一」。大企業中心の「高度成長」による歪みが極端にあらわれた結果です。そのような中、労働組合や民主団体、政党では日本社会党日本共産党革新統一戦線を形成。その力で誕生したのが黒田革新府政でした(社会党は2期目は脱退)。2期8年の業績を、さわりだけですが、紹介するとまさに記録づくめです。

【福祉】65歳以上の老人医療費を無料化。8年間で福祉予算を5.7倍化(110億円→623億円)。老人福祉予算は33倍化(7億円から244億円)。特養施設8倍(1→8)、公立保育所数は2倍(332→664)。

【医療】救急医療予算30倍化(8674万円→26億6154万円)、休日夜間診療所14倍化(2→28)。

【教育】公立高校数1.7倍化(75校→131校)。私立高校一人当たり助成5.4倍化(16154円→87908円)。

【くらし・雇用】消費者保護条例の設置、雇用対策推進会議の設置、高齢者職業相談室を6か所に。府営住宅を3万1386戸建設。

【中小企業】中小企業向け官公需発注が43%→60%に。無担保無保証人融資の限度額を100万円→300万円に、融資総額は36億円から154億円に。

【農漁業】育てる漁業を推進し、大阪湾の漁獲高を2倍化(25793トン→44018トン)

【公害規制】全国初の大気汚染の総量規制でスモッグ注意報ゼロを実現(70年20回→73年0回)。亜硫酸ガスは70年30万トン→77年3.8万トン、窒素酸化物12万トン→5.5万トンに。

府民のくらしに直結する分野で、記録づくめの改善がなされたことが一目瞭然です。

特に老人医療費の無料化は、他の都道府県、国や黒田府政後の大阪府政にも大変大きな影響を与えました。

71年9月に70歳以上の医療費無料化を実現。さらに73年1月に67歳以上、74年3月からは65歳以上の老人医療費無料化を実現させています。国もそれに動かされ73年に70歳以上の老人医療費無料化をおこないます。

「記録づくめ」の黒田革新府政が直面した最大の試練は、石油ショックによる税収落ち込みで財政が悪化したことでした。どのようにして乗り越えたのか。黒田知事は「府民福祉の向上」は握って離さず、大企業への超過課税でこれを乗り切ります。

大阪や東京、京都をはじめ、全国の革新自治体の取り組みに触れて私がいつも共通して感じるのは、その地域のさまざまな運動と行政が力をあわせ、自治体本来の役割、すなわち「住民の福祉を守ることで一歩も引かない」という姿勢です。

今度の広島県知事選挙で私は広島県政の「3つの転換」(①県民のくらしを守る防波堤となる広島県への転換、②中小企業・農林漁業振興、福祉充実の県政へ転換、③憲法を生かし、核兵器廃絶の先頭に立つ広島県への転換)を訴えてたたかいます。

 地方自治本来の役割を果たすという点で「一歩も引かない」広島県政の実現へ、力いっぱいがんばります。