大西オサム(清潔であたたかい民主県政をつくる会)

〒733-0024 広島市中区大手町4丁目2-27-403 電話082(245)2501 FAX082(245)2502

広島県知事選挙が告示―私の第一声(全文)を紹介します

【政策をぜひご覧ください】

●法定1号ビラ

「民主県政をつくる会」の法定ビラです - 大西オサム(清潔であたたかい民主県政をつくる会)

民主県政の会パンフ(PDF・16ページ)

 

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広島県知事選挙が告示されました。この選挙は「自治体が『住民の福祉とくらしを守る」という、自治体本来の立場に立つ」ための選挙です。

以下、今朝の出発式でのあいさつ全文を紹介します。

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私は労働組合や市民団体、政党では日本共産党が参加する「清潔であたたかい民主県政をつくる会」から無所属・日本共産党推薦で立候補いたします、大西オサムです。よろしくお願いします。

 みなさん、くらしむきはいかがですか?

 働くみなさんの賃金が減り続けています。若者は、なかなか先が見えません。商店街はシャッターが目立ち、農山村は過疎に苦しんでいます。

そこへ、安倍自公政権は、消費税増税と年金カット、医療費窓口負担の値上げを計画し、農業をこわすTPP交渉をすすめています。

 そんな中、広島県は「住民の福祉とくらしを守る」自治体本来の役割を果たせていません。

 私・大西オサムは、そんな広島県政の、「3つの転換」をおこないます。

第一の転換は、県民全体のくらしを支える県政への転換です。

今、広島県はひとにぎりの特定企業のための基金をつくって40億円出資し、2社に15億円投資しています。一方、事業所の99%、雇用の8割をになう広島県経済の主役である中小企業振興予算は33億円、1社あたりたった3万6千円です。

農業では、農業へ参入する企業への支援が中心です。

 福祉では、半分近くの県がすでに実施している国民健康保険への助成は行わず、子どもの医療費助成は小学校に上がる前までしかおこなっていません。

  これを私は、くらしを支える県政へと転換いたします。

 ★ 中小企業振興基本条例を制定し、中小企業予算を抜本的に増やします。

 ★ 農業の、価格保障・所得補償、新規就農者への支援を強めます。

 ★ 特養ホームを増設し、介護の負担をへらします。

 ★ 子どもの医療費は中学校卒業まで無料にします。

 ★ 全国一遅れている小中学校の耐震化を急ぎます。

 これらの財源は、地域住民が「環境破壊」「ムダ使い」と反対している、広島高速5号線二葉山トンネルや福山西環状線、福山沼隈道路、合わせて2000億円以上の工事を中止してつくります。

 みなさんの願いが届く県政を、私・大西オサムとご一緒に実現しましょう。

二つ目の転換は、国の悪政の防波堤となる広島県への転換です。

安倍自公政権の暴走から県民のくらしを守ることは、県政の大切な役割です。ところが、今の知事は、その暴走を応援しています。

■消費税は、「計画通り上げるべきだ」と、増税推進の立場です。

■農業をこわすTPPも推進の立場で、県内の農業への影響の試算すらしようとしません。

■年金が削られ、医療費が上げられることにも、抗議の声を上げようとしません。

 私・大西オサムは県民のくらしも地域経済もこわす「消費税の増税中止」、「TPP参加から撤退を」と、国の悪政にはっきりモノを言う県政へと転換いたします。

三つ目の転換は、被爆県として、核兵器廃絶、原発ノーのメッセージを発信する広島県への転換です。

 原発を動かせば、処理方法が確立されていない「核のゴミ」が増え続けます。いま原発はすべて止まっていますが、支障は起きていません。

 ところが広島県は原発の再稼働について「国が判断すること」と容認の立場です。

 私・大西オサムは被爆地ヒロシマの知事として、島根原発愛媛県伊方原発の再稼働反対、上関原発建設中止、の意思を明確にします。

同時に広島県の地の利を生かした自然エネルギーの開発で町おこしを本格的に援助する広島県をつくります。

みなさん

知事が変われば、くらしと地域が変わります。ごいっしょに「くらし守れ」の声をあげようではありませんか。投票日には「大西オサム」と書いてご投票ください。

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選挙戦初日は県内に大雨警報が出たため、街頭からの訴えは途中で切り上げました。被害が出ないことを祈るばかりです。(大西)

明日の街頭演説予定

告示初日から大雨のスタートとなりましたが、大西オサムは元気いっぱい街頭演説にまわっております。

 

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明日の予定をご紹介しますので、ぜひ、お近くの方は足をお運びいただき、政策をお聞きくださいませ。

明日は広島市西区、安佐南区、佐伯区をまわる予定です。

 

8:00~ 横川駅
9:20~ 春日野団地
10:45~ 古市橋駅
11:20~ 緑井天満屋


13:35~ 西区役所
15:05~ 西広島駅
16:20~ 井口台万惣


17:40~ ユアーズ三筋店
18:40~ イズミ五日市店
19:40~ 五日市駅北口

 

 【事務所スタッフより】

「民主県政をつくる会」の法定ビラです

「清潔であたたかい民主県政をつくる会」が作成した法定ビラです。

会と大西オサム候補の政策を資料も使いながら、コンパクトに紹介しています。

各お宅にもお届けしていますので、ぜひお読みください。

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▲オモテ面
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▲ウラ面

県知事選、雨にも負けず、元気いっぱいでスタート!

広島県知事選挙がはじまりました。

大西オサムは、朝一番で平和公園の慰霊碑に献花をすませたあと、約150人の支援者の皆さんを前に、元気いっぱい第一声をおこないました。

この選挙、大西オサムは、広島県政の「3つの転換」を掲げて、選挙戦に臨みます。
(1)県民の願い届く県政へ転換
(2)国の悪政の防波堤となる県政へ転換
(3)核兵器廃絶・原発ノーの県政へ転換

第一声の録画をアップしましたので、ぜひお聞きください。

 

 

 

出発式では、「清潔であたたかい民主県政をつくる会」を代表して、林紀子新日本婦人の会広島県本部会長があいさつをおこないました。

また、各分野からのあいさつでは、川后和幸広島県労働組合総連合議長、居神友久広島県商工団体連合会事務局長、田中奏日本民主青年同盟広島県委員会委員長が決意表明をおこないました。

告示日初日の今日は、広島市中区、南区、東区をまわります。

お近くの方は、ぜひ足をお運びください。


【事務所スタッフより】

明日の街頭演説の予定

24日(木)の大西候補の動きです。

※当日の交通事情など、若干の変更がありえます。詳しくは「民主県政をつくる会」082-245-2501まで。

 

9:00~ 平和公園噴水前

10:05~ 基町マルナカ前

11:00~ スパーク江波店

11:55~ 本通り電停前

13:40~ 愛友市場

15:00~ 東雲本町デイリンク前

16:20~ 宇品ドンキホーテ前

17:00~ 皆実ゆめタウン

18:30~ JR広島駅北口

 

【事務所スタッフより】

出発式のご案内

いよいよあさって24日にせまった、県知事選挙告示。

 

大西オサムは、元気いっぱいこの選挙戦をたたかいます。

その第一声となる、出発式を下記の要項でおこないますので、皆さま、ぜひ足をお運びいただいて、大西オサムに激励をしてやってください。

 

10月24日(木) 午前9時~

平和公園噴水東側 

 

【事務所スタッフより】

 

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今日の午前中は広島ホームテレビで取材でした。。

私たちがかかげる「県政の3つの転換」(⑴県民の願い届く県政へ転換。⑵国の悪政の防波堤となる県政へ転換。⑶核兵器廃絶・原発ノーの県政へ転換)などを中心に、広島県経済を持続的に発展させる方策、中山間地対策、TPPへの対応、医療・福祉問題、高速5号線問題や地震対策、鞆の浦への対応問題、などについて約1時間取材に応じました。

午後は東区生健会の集まりや新日本婦人の会の会合に参加させていただきました。

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あなたは「革新自治体」をご存知ですか?

 「広島県が何をしているのかよくわからない」「県政は遠いし関心がない」――最近、よく、こういう声が寄せられます。私はこれは広島県が「住民の福祉を守る」という自治体本来の仕事に背を向け、開発会社化、投資会社化し、県民のくらしに寄り添っていない実態が反映しているものだと感じています。

 みなさんはかつて日本に「革新自治体」が数多く存在し、地方自治の精神を発揮し、くらしと福祉を充実させたことをご存知でしょうか。広島県内の市町村でもかつてそういう自治体は存在しました。私は大阪府高槻市出身の47歳ですが、子どもの頃、「地方自治」を肌で感じたことがあるのです。1971年から2期8年続いた黒田了一大阪革新府政のとりくみです。

 以下、広島県労学協の「一粒の麦」に寄稿した文章を紹介します。

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福祉とくらしを守ることで「一歩も引かない」広島県政の実現へ

――2期8年、黒田革新大阪府政の記録づくめのとりくみから学んだこと 

私は11月10日投票の広島県知事選挙で労働組合、市民団体、政党では日本共産党が参加する「清潔であたたかい民主県政をつくる会」から立候補を予定しています。

広島県知事選挙で「革新統一候補」を擁立するのは藤田幸吉さん以来16年ぶりです。革新の大義のもと、困難を乗り越え、広島での歴史的な「革新統一」の選挙にチャレンジされた「会」構成団体のみなさんに、この場を借りて心から敬意を表します。

県知事選挙での主な政策については、「県政パンフ」(領価200円)をご覧ください。

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「誇り高き わが大阪の 街づくり 緑と文化に 華を咲かしめ 黒田了一」――大阪府高槻市で生まれ育った私が子どもの頃に見た、父がいつも愛用していた湯のみ茶碗に書かれてあった短歌です。黒田了一元大阪府知事(1911-2002)は1971年から2期8年間大阪府知事をつとめた憲法学者です。

恥ずかしい話ですが、私は小学校4年の時に父の転勤で香川県高松市に転居するまで、「抜けるような青い空」を見た記憶がありませんでした。大阪の空はいつも晴れているのか曇っているのかわからない、一面灰色のどんよりとした色でした。「ぼくらの街にも 青い空がほしい 白い雲の浮かぶ 真っ青な空が」という歌い出しではじまる『広場とぼくらと青空と』という曲がありますが、本当に青い空を見たことがなかったのです。

小学校ではよく「光化学スモッグ注意報」が発令されました。その日は運動場に出ないように校内放送が流れました。奇しくも私が初めてくっきりとした「入道雲」「青い空」を見たのは、家族で旅行に来た広島の空が初めてのことでした。

ところが小学校3年になったとたん、「光化学スモッグ注意報」がピタリと発令されなくなったのです。その理由は後に、黒田了一大阪革新府政が硫黄酸化物と窒素酸化物について、国の環境基準よりもきびしい総量規制を実施したからだとわかりました。それは私が地方自治を初めて実感した瞬間でもありました。

大阪革新府政誕生以前、大阪は戦後一貫した自民党府政のもとにありました。「公害日本一」「交通事故死日本一」「老人自殺者数日本一」「結核患者数日本一」。大企業中心の「高度成長」による歪みが極端にあらわれた結果です。そのような中、労働組合や民主団体、政党では日本社会党日本共産党革新統一戦線を形成。その力で誕生したのが黒田革新府政でした(社会党は2期目は脱退)。2期8年の業績を、さわりだけですが、紹介するとまさに記録づくめです。

【福祉】65歳以上の老人医療費を無料化。8年間で福祉予算を5.7倍化(110億円→623億円)。老人福祉予算は33倍化(7億円から244億円)。特養施設8倍(1→8)、公立保育所数は2倍(332→664)。

【医療】救急医療予算30倍化(8674万円→26億6154万円)、休日夜間診療所14倍化(2→28)。

【教育】公立高校数1.7倍化(75校→131校)。私立高校一人当たり助成5.4倍化(16154円→87908円)。

【くらし・雇用】消費者保護条例の設置、雇用対策推進会議の設置、高齢者職業相談室を6か所に。府営住宅を3万1386戸建設。

【中小企業】中小企業向け官公需発注が43%→60%に。無担保無保証人融資の限度額を100万円→300万円に、融資総額は36億円から154億円に。

【農漁業】育てる漁業を推進し、大阪湾の漁獲高を2倍化(25793トン→44018トン)

【公害規制】全国初の大気汚染の総量規制でスモッグ注意報ゼロを実現(70年20回→73年0回)。亜硫酸ガスは70年30万トン→77年3.8万トン、窒素酸化物12万トン→5.5万トンに。

府民のくらしに直結する分野で、記録づくめの改善がなされたことが一目瞭然です。

特に老人医療費の無料化は、他の都道府県、国や黒田府政後の大阪府政にも大変大きな影響を与えました。

71年9月に70歳以上の医療費無料化を実現。さらに73年1月に67歳以上、74年3月からは65歳以上の老人医療費無料化を実現させています。国もそれに動かされ73年に70歳以上の老人医療費無料化をおこないます。

「記録づくめ」の黒田革新府政が直面した最大の試練は、石油ショックによる税収落ち込みで財政が悪化したことでした。どのようにして乗り越えたのか。黒田知事は「府民福祉の向上」は握って離さず、大企業への超過課税でこれを乗り切ります。

大阪や東京、京都をはじめ、全国の革新自治体の取り組みに触れて私がいつも共通して感じるのは、その地域のさまざまな運動と行政が力をあわせ、自治体本来の役割、すなわち「住民の福祉を守ることで一歩も引かない」という姿勢です。

今度の広島県知事選挙で私は広島県政の「3つの転換」(①県民のくらしを守る防波堤となる広島県への転換、②中小企業・農林漁業振興、福祉充実の県政へ転換、③憲法を生かし、核兵器廃絶の先頭に立つ広島県への転換)を訴えてたたかいます。

 地方自治本来の役割を果たすという点で「一歩も引かない」広島県政の実現へ、力いっぱいがんばります。